東京国立近代美術館内にある「ラー・エ・ミクニ」にランチに行ってみました。今回は予約せずに、美術館に行ったついでにふらっと訪問。
お店の壁二面がガラス張りになっていて開放感がある雰囲気。皇居周辺の豊かな自然を眺めながら食事ができます。春は千鳥ヶ淵の桜を愛でながらの食事も楽しそうです。他のテーブルとは程よく距離が空いているのも個人的にはありがたい。
3,300円コースと4,800円のコースを選べたのですが、せっかくなので今回は税込4,800円のコースを注文。コース内容は、前菜・パスタ・メイン(肉料理または魚料理)・デザート・小焼菓子・コーヒー。他にも3つほどコースがあるようですが、そちらは予約が必要なようです。
まずは前菜、ブリのカルパッチョ水晶文旦と柚子のドレッシング。
ブリとサッパリする柑橘ソースが合います。少しブリの生臭さを感じましたが、柑橘ソースをつけて食べると気になりませんでした。黒い粒々はブラックオリーブ。これもブリとよく合います。ソース、大事です。
牛ラグーのフェットチーネ。
パスタは、タラとトマトのアラビアータまたは牛ラグーのフェットチーネ、どちらか好きな方を選べます。今回は牛ラグーを選択。クミンでしょうか、スパイスが入っているような味がしました。ラグーソースのパスタというと後半くどくなってくる印象がありますが、スパイスがアクセントになって最後までパクパクっと食べることができます。これは美味しいし、参考になりました。
メイン料理のサワラのポワレ、春菊のソース。
メイン料理はこちらのサワラのポワレまたは「群馬産 せせらぎポークのロースト、新マスタードソース」かを選べました。サワラが肉厚な上に春菊のソースがよく合って美味しかったです。芽キャベツの苦味が良き。他のお客さんに運ばれていくお肉料理もちらっと見ましたが美味しそうだったのでまた機会があればお肉料理も食べてみたいです。
パンナコッタ、キャラメルアイス。
元々のメニューは木苺のパンナコッタだったのですが、夫が苺アレルギーだったので変更してもらいました。トッピングはマンゴーソースとブルーベリー。パンナコッタの甘さと食感が絶妙。とろける杏仁豆腐と似たようなまろやか食感。キャラメルアイスもチープなキャラメルではなく上品なキャラメルを感じて満足です。
最後は焼菓子とコーヒー。丸い方はシナモンの風味と杏仁豆腐のような味がする不思議な焼菓子。細長い方は中にクリームが入っていました。くどくなく美味しい焼菓子でしたが、個人的にはもう少ししっとりめの焼菓子が嬉しかったです。
ふらっと入ったお店ではありますが、美味しい食事をできて良かったです。美食家の方には物足りないかもしれませんが、美術館に行った後に気軽に食事をするには十分なお店かなと思います。
それでは良い一日をお過ごしくださいませ。
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