私にとって特別な美術館であるDIC川村記念美術館。2025年3月をもって現状の美術館は休館してしまうので、有給休暇をとって見納めに行ってきました。
国際文化会館との協業が発表されましたが、多くの作品を売却してしまうことに加え、今の建物・土地を失うということは、実質の閉館だと個人的には思います。

いつ行っても大好きなジョゼフ・コーネルの作品を観ることができる貴重な美術館だったので本当に残念です。
平日の10時過ぎに訪れましたが、すでに多くの来館者で賑わっていました。以前は休日でもそこまで混んでいなかったのに、平日でここまで多くの人がいるとは驚きです。
5時間程滞在しましたが、コーネル作品とロスコ作品の鑑賞にほとんどを費やしました。何度観ても、何時間観ても「好き」だと感じさせてくれる大切で魅力的な作品。作品を観ながら川村美術館に関わる思い出を辿ったりしてみたりして自分なりに楽しんで過ごしました。

過去の企画展のポスターを展示したコーナーもありました。感慨深いです。
川村美術館はお茶室やレストランも質が高いと思っています。残念ながらお茶室の予約は取れませんでしたが、レストランの予約を取ることができました。

「レストラン ベルヴェデーレ」。個人的にはコストパフォーマンスが良いと感じるレストラン。千葉の食材を活かした料理が美味しいお店です。今回も一口一口味わって、美味しくいただきました。ごちそうさまでした。
DIC川村記念美術館が無くなってしまうことはとても残念ですが、こればかりはどうしようもありませんね。好きな作品にまたどこかで出会うことができたらいいなと思います。
素敵な時間を与えてくれた美術館に感謝を。
それでは良い一日をお過ごしくださいませ。
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