カラーフィールドの企画展に惹かれて
千葉県佐倉市にあるDIC川村記念美術館。
3月から開催されている企画展カラーフィールド 色の海を泳ぐ。
好きなジャンルであり、気になる作品を見つけたので、足を運んでみました。
結果、大満足。
マーヴィッシュ・コレクション、素晴らしい。
世界で最も質の良いカラーフィールド作品を所蔵しているというのにも納得。
私が特に惹かれたのは、下記3名の作品。
ヘレン・フランケンサーラー
フリーデル・ズーバス
ジュールズ・オリツキー
最近日本で開催される企画展では、魅力的な作品が少ないように感じておりましたが、この企画展はとても魅力的なものでした。
サイズの大きな作品が大きく、迫力もありました。
企画展の作品にも良いなと思える作品が多々ありましたが、川村美術館のコレクションは、素晴らしい作品が多いので、今回は特に見ごたえ十分でした。
常設コーナーに、大好きなジョゼフコーネルの箱シリーズ作品が2点あったことも嬉しかったです。
箱シリーズは川村美術館でしか見たことがないので貴重。
茶席で美味しい抹茶と和菓子をいただく
茶席は10時30分から営業しています。
10分前くらいにお店に並んで、開店と同時に入店。
というのは、庭をしっかり眺められる窓前の席が4席しかないから。
茶席としては8席ほどあるのですが、せっかくなら庭を眺められる席が良いなと思い、営業前からスタンバイ。
企画展とコラボしたメニューがありましたので、そちらと、通常のお抹茶と和菓子のセットを注文。
コラボ和菓子は、ジュールズ・オリツキーの「高み」をイメージした和菓子。
しずく型で涼しげな感じが、蒸し暑い今の季節に良いです。
通常セットの方は鬼灯をイメージした和菓子。
こちらはいくつか種類があったと思うので、何が出るかはお楽しみ。
限定メニューも温かいお抹茶だったらなお良しでした。
とはいえとっても満足。
ごちそうさまでした。
レストラン ベルヴェデーレ
DIC川村記念美術館施設内にある レストラン ベルヴェデーレ。
ここは予約しておいた方が良いお店です。
待てば入れなくはないのですが、昼時になるとあっという間に待ち時間1時間になります。
美術館近くに飲食店が無いので、電車やバスで来館する際は注意しておきたいです。
事前予約ができなかったので、「早く行けばすぐに入れるのでは」と希望を持ち、茶席を出てすぐに向かいました。
時刻は10時40分頃。
お庭の見えない席ではありましたが、待たずに席に通してもらえました。
私たちの次に来店されたお客さんからは「30分待ちです」と声を掛けられていたようで、ギリギリセーフ。
次はちゃんと予約せねば!
メニューはフルコースを注文。
まずは前菜。
色々なものが一口ずつ食べられてお得な感じ。
千葉県産の食材が多く提供されるのが嬉しい。
せっかくならその土地の美味しいものを食べたいですよね。
こちらはトウモロコシの冷製スープ。
暑い夏にピッタリ。
プラス料金を支払うことで、その時のワンランクアップ料理に変更することもできます。
パスタかリゾットかが選べましたが、私はリゾットを選択。
ハーブが効いた、コクのあるリゾットでした。
リゾットを選んで正解。
メインはお肉2種・魚の中から魚を選択。
今回はヒラメのポワレ。
外カリカリで身はふんわり肉厚。
ソースも付け合わせの野菜も美味しく、あっという間に完食。
デザートはガトーショコラ。
パッションフルーツの酸味とナッツが良いアクセントになっていました。
どの料理も素材が良く美味しかったです。
素晴らしい作品・自然・食事を満喫できる美術館
庭園も散策できるので、一日楽しめるおすすめの美術館です。
そして今回の展示内容は個人的にとても良かったので、時間があればまた行きたい。
もっとカラーフィールド作品を色々なところで鑑賞できたら嬉しいなと思います。
それでは良い一日をお過ごしくださいませ。
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