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syako
食事に重きを置いている食いしん坊会社員。
好きなことは「アート」「旅行」「ゲーム」。
何気ない日常を綴っています。

【加賀山代温泉】べにや無何有(むかゆう)に宿泊してみた感想

目次

何度でも泊まりたくなる宿 べにや無何有

石川県の山代温泉にあるべにや無何有(むかゆう)。

以前宿泊したことのある宿ですが、とても気に入ったので、家族旅行でも行ってみました。

前回は真冬に行ったので、外の景色は少し寂しいものでしたが、今回は新緑がとても美しく感動。

広々ロビー。落ち着いた雰囲気でゆっくりできます。

チェックイン時、リンゴジュースを出していただけるのですが、これがまた美味しい。作りたてのジュースということでフレッシュな舌触りと自然な甘みを感じられます。アレルギーで夫はリンゴジュースが飲めないのでお茶。

前回は朝ヨガイベントがあったので、今回もと思っていたのですが、コロナで今は行っていないとのこと。残念。

今回宿泊した部屋は「露天風呂付洋室」

両親は和室、私たち夫婦は洋室に宿泊。写真で見るより広く、過ごしやすい空間でした。

こちらは和室の写真。両親が入ってすぐにくつろぎ始めたのであまり写真はありません(笑)

和と洋が上手く合わさった素敵な意匠設計で、両親もとても気に入ってくれた様子。

お次は洋室。入口のドアを開けるとまずは階段室。既にモダンな雰囲気でおしゃれ空間。入ってすぐに階段があるので、宿を予約する際はご注意を。

階段を上がりきると水場があります。そして引き戸を開けるとメインのお部屋。部屋の広さは60㎡。

大きな開口部からは空や木々を見ることができて癒されます。天候に恵まれたので、気持ちも晴れやか。

前回宿泊した際は雨が降っていました。雨の日のしっとりした雰囲気も良かったですが、晴天時の雰囲気も良き。

部屋にある露天風呂がこちら。写真で見るとよくわからないのですが、実際見てみると結構大きいお風呂です。ヒノキの良い香りがして、リラックスしながら入浴を楽しめます。目隠しがしっかりしているので、人目を気にせず安心して湯船に浸かっていられます。我が家は頻繁に湯舟につかるので、洗面室にタオルが多めに置いてあることが地味に嬉しい。

部屋の冷蔵庫はこんな感じ。アルコールは有料ですが、お茶やサイダー、お水は無料。

フロントに連絡すればワイングラスを持ってきてくれるということで、夫はシャンパンハーフボトルを一人であけておりました。

過去に宿泊したことがある人は、その時使用した浴衣のサイズを記録してあるそうで、既に部屋のクローゼットにセットされておりました。なんかすごい。

洗面室にあるアメニティはこちら。普通といえば普通ですが、正直これで十分です。変にクセがなく使いやすい。

シャワールームにあるシャンプー類。

こちらは洗面室に置いてあるスキンケア類。べにや無何有オリジナルの薬師山アメニティはどれも香りが良くリラックスできます。こちらの商品は館内のショップでも販売されているのですが、母が気に入っていくつか購入していました。

懐石方林にてお楽しみのお食事タイム

夕飯は眺めの良いテラスで食前酒をいただいてから。お酒が苦手な方用にノンアルコールドリンクも用意されているので安心です。

母が蟹好きなので、今回は【加賀橋立港の毛蟹付き懐石プラン】をお願いしました。

加賀橋立港の毛蟹。毛蟹の美味しさをちゃんと知ることができる一皿です。私は解凍後の水っぽい蟹しか食べる機会がないので、新鮮な身のぷりぷり具合に心躍りました。ポン酢ジュレで食べても良し、カニみそを載せて食べても良し、そのまま食べても良し。これには母もご満悦。大事に少しずつ食べていました。

アワビの柔らか煮。大きなアワビに驚きました。出汁が染みていて美味。

野菜の白和え。夏野菜を美味しくいただける一皿。

加賀太胡瓜のスープ。蛤・海老の出汁が効いていてほっこりします。器に胡瓜を使っているのも乙で良い。

お刺身と烏賊そうめん。お刺身は甘海老・アジ・ハタ・マグロ。どれも新鮮で臭みが無く肉厚で美味。烏賊そうめんのつゆは出汁がきいていて良かったです。

炭火焼きの若鮎。頭から尻尾までまるごと食べられます。少しの苦みがアクセントになって大人の味。身が柔らかくて食べやすかったです。

鱧しゃぶ。ぷりぷり鱧が梅肉に合います。鉄板ですね。玉ねぎの甘味と奥行を感じさせてくれる出汁が良き。こちらはテーブルでスタッフさんが調理してくれました。シメは卵を入れてお雑炊に。

デザートはフルーツと能登塩ジェラートの焼き最中。塩ジェラートということで、甘ったるくなくサクサク最中と一緒にペロリと完食。ご馳走様でした。

途中何度か母がわがままを言ってしまったのですが、嫌な顔せず柔軟に対応してくれたので本当に助かりました。日本人でない母は、日本語では上手く意思疎通をとれない時もあるのですが、英語を話せるスタッフさんがいてくれたので不便なく過ごせました。

部屋に戻るとお夜食用にと巻物が置いてありました。もうお腹いっぱいだったので、翌朝ありがたくいただきました。

続いて朝食。

朝ごはんは4種のドリンクからスタート。地元の牛乳・大葉のジュース・人参ジュース・柑橘のジュースのセットですが、飲み切る自信がなく牛乳は無しにしてもらいました。個人的には大葉のジュースがとても好み。

焼き海苔は贅沢に炭火で炙られた状態で出てきます。パリパリの状態で食べられるのがありがたい。

野菜は温野菜になって出されたのが個人的には嬉しいです。朝は冷たいサラダより温かい温野菜の方が私は食べやすいので。

たらこは生か焼きたらこかを選択できました。かなり迷いましたが、せっかくなので生の状態でいただきました。

シンプルながらもひとつひとつ丁寧に作られていることがわかる美味しい朝ごはんでした。

中庭や図書室などの共用部も素敵

中庭は緑がたくさんでした。せっかくなので少し散策。

蚊がいるので、中庭に行く際は部屋にある虫よけスプレーを付けてからがおすすめです。私は刺されました(笑)

「ゼロの転位」という、宮島達男さんと竹山聖さんのアート作品が展示してあります。アート好きにはたまらない。アート好きな夫は嬉しそうに鑑賞しておりました。

食事会場の出入り口にはこんなアート作品もあります。見ていて飽きない不思議な作品です。

他にも図書室などがあり、館内を歩くだけで楽しいです。

何度でも宿泊したい宿 べにや無何有

宿のサービスはもちろんのこと、竹山聖さんの設計も大変素晴らしかったです。竹山さんの設計した他の建物にも興味を持つほどには惹かれるものがありました。

スタッフさんも親切で食事も美味しく言うことなしです。

夏・冬のべにや無何有を経験したので、次は秋の季節に宿泊できたらなと思います。

何度でも泊まりたくなる宿なのでおすすめです。

それでは良い一日をお過ごしくださいませ。

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この記事を書いた人

日本人の父とハーフの母を持つ、食いしん坊会社員。

ファッションより食事に重きを置いています。好きなことは「食べること」「好きな音楽を聴く」「アート」「旅行」「読書」です。

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