出張で別府に行ってきました。
「地元ならではの美味しいものが食べたい!」と思い訪れたのは、別府駅から数分の場所にお店を構える「みなみ丸 合歓(ねむ)」。

一人で居酒屋に行くのは初めてだったので、入るのに勇気が必要でしたが、思い切って入店!
平日の開店してすぐの時間だったのですが、先客はお一人。緊張が増しましたが、「ここまで来たからには美味しいものを食べて帰る!」と謎に意気込みカウンターに着席。
人気のお店のようで、予約でいっぱいの日もあるそうですが、平日の早い時間ということもあり予約なしで入ることができました。この日は板長さんとバイト君三人でお店を回しておりました。
静かな店内で写真をパシャパシャ撮るのは憚られたのでメニューの写真はありませんが、メニュー数はそこまで多くないといった印象。一人なので食べられる品数に限りがあり、慎重に注文するものを吟味。孤独のグルメで五郎がメニューを眺めて悩む気持ちがよくわかりました。
まずは別府名物である「関アジのお造り」と「しいたけ焼き」を注文。関サバも有名なのでどちらにするか迷いましたが、7〜9月が旬の関アジに軍杯が上がりました。
そして届いたのがこちら!

注文が入ってから店内の生簀で泳いでいるアジをササっと捌いてお造りにしてくれるので、とても新鮮な状態。尾がピクピクと動いていて思わずまじまじと眺めてしまいました。素人でも見てわかる新鮮さに身の透明感。一口食べて「美味しい!」とテンションが上がります。身が引き締まって弾力があり、臭みが全くない。自然な優しい旨みに集中して黙々と食べました。九州らしい甘いお醤油も良き。贅沢にも一人で一匹美味しくいただきました。こちらのお造り、価格が4,950円だったので、注文前は少し迷ってしまいましたが、注文して後悔なしの満足の一皿でした。
しいたけ焼きは写真を撮らなかったのですが、シンプルながらに香り高く美味しかったです。きのこ好きなので嬉しいメニュー。
お造りでだいぶ満たされたため、早いけれど次でシメ。琉球茶漬けかはたまたとり天か。迷った末に注文したのは「さば寿司」。普段さばを好んで食べないのですが、関サバのお造りを食べられなかったのでせめてお寿司でと思い注文。

結果、今回のベスト料理はこちらのさば寿司となりました。ガリと胡麻が混ぜ込んであるシャリ、大葉、表面が程よく炙られた新鮮なさば。この組み合わせが美味しくないわけがない。炙られたさばは身が柔らかく甘みと旨みを感じさせてくれました。お造り同様1,760円という価格に迷いましたが、お世辞抜きに、注文して本当に良かったと思える美味しさでした。お腹に余裕があればおかわりしたいほどです。
新鮮で美味しい料理を満喫しお会計。板長さんにお礼を伝えると、とても優しい笑顔を向けてくれました。注文時にも優しい表情でいてくれた板長さん。お腹も心も満たされました。本当にごちそうさまでした。
他にも食べたい料理がありましたし、また板長さんのさば寿司を食べたいので、また絶対に行こうと思います。

腹ごしらえに海沿いをお散歩。自然が豊かな場所で美味しいものを食べて、難しいことを考えずに散歩をする。「あー幸せってこんな感じだー」としみじみ思いました。
大分、良い場所ですね。今度はプライベートでゆっくり訪れたいと思います。
それでは良い一日をお過ごしくださいませ。
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