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syako
食事に重きを置いている食いしん坊会社員。
好きなことは「アート」「旅行」「ゲーム」。
何気ない日常を綴っています。

見てくれている誰かがいること

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仕事以外の繋がりがほしくて

私の仕事は建設関係の会社で事務職です。

電話対応・来客対応・荷受け対応などなど、社内ではサポートの立ち位置で働いています。

その中に、自社サイトの更新など、広報も担当しています。

担当といっても詳しくはなく、お知らせやブログを更新する程度で、専門的なことはプロに依頼しますが。

形ばかりの広報担当ですが、素人なりに色々考えてはいます^^;

ただただこちらの情報を一方的に発信するだけでは味気ない気がしました。

そこで、お客様に興味を持って読んでいただけるようなものを作ろうと上司に提案。

年に二回、顧客向けに発送する読み物を作成することになりました。

気合を入れて作成し、顧客に送付。

プラスの意見ばかりではありませんでしたが、嬉しくなる反応を返してくれるお客様もいました。

お金の発生するやりとり以外でお客様から反応をもらえることが純粋に嬉しかったです。

人の目を気にし過ぎて書けなくなってしまった

頑張って文章を書こうとするのですが、会社の代表として書くということは本当に難しい。

自分の日記であれば好きなことを好きなだけ書けばそれで完結しますが、会社の人間として書くときはなかなかそうはいきません。

相手が読んでどう思うか、会社のイメージに反していないかなどなど。

様々なことを考えながら書きました。

でも、考えすぎが良くなかったのでしょう。

記事が思うように書けなくなってしまいました。

それからコロナやらなにやらを言い訳に、発行がストップ。

自分で始めたはずなのに、続けられないことに情けなくなりました。

その一言が嬉しい

ある日、OBのお客様との打ち合わせに帰ってきた先輩が、私に話しかけてきてくれました。

「お客さんに広報紙次はいつ発送予定?って聞かれたよ。ああいうの好きなんだって言ってた。次も楽しみにしてるってさ」

聞いた時はフリーズしてしまいましたが、その後じわじわと喜びの感情が沸いてきました。

少し泣きたくなるくらいに。

ただただ嬉しいメッセージでした。

どうにもこうにも疑い深い私なので、リップサービスかなとも思いましたが、2年前に止めてしまっていたもののことに対してわざわざ意見をくれたのだから、純粋に言ってくれた言葉なのだと思います。

「無駄じゃなかったのかな。また頑張ろう」と思いました。

誰かが見てくれている

まだ思うように文章を書くことはできていませんが、今持っている仕事の合間に少しずつ発行に向けて準備を進めています。

独り善がりの広報活動かと思ったこともありましたが、誰かが楽しみにしてくれているのであれば、それを糧にまた始めてみようと思うことができました。

思い返してみれば、家族も「しゃこが作った広報紙、いつも楽しみにしているんだ」と言ってくれていました。

自分で勝手にああだこうだ難しく考えすぎていましたが、温かく見守ってくれている誰かがいることに少し安心感を覚えました。

上司も発行をぜひぜひと背中を押してくれたので、気負い過ぎずに、その気持ちに少しでも応えられたら良いなと思っています。

それでは良い一日をお過ごしくださいませ。

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この記事を書いた人

日本人の父とハーフの母を持つ、食いしん坊会社員。

ファッションより食事に重きを置いています。好きなことは「食べること」「好きな音楽を聴く」「アート」「旅行」「読書」です。

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