２回目の軽井沢ホテルブレストンコート
それは10月のこと。夫婦そろって土日休み。久々に少し遠出をしよう！ということで、軽井沢に一泊二日のプチ旅行に行ってきました。
宿泊した宿は星野リゾートの軽井沢ホテルブレストンコート。宿泊日直前でしたが、運良くスタンダードコテージが一部屋空いていたのでそちらで即決。美味しいフレンチが食べられるユカワタンにも行きたかったのですが、残念ながらこちらはすでに満席で予約できず。仕方ないのでまた次の機会の楽しみに。
ブレストンコートに泊まるのは二回目。初めて泊ったのは５年程前の結婚式の時です。予約時に「過去に結婚式を挙げています」とは伝えていなかったのですが、顧客データをしっかり管理しているようで、「おひとり様、海老アレルギーでよろしかったでしょうか」と言われびっくり。何年も来ていないのにまさかデータが残っているとは、さすが星野リゾートさんといった感じです。
セゾン現代美術館
我が家は美術館巡りが好きなので、今回の目的は「千住博美術館」と「セゾン現代美術館」に行くこと。一日目はセゾン現代美術館に行きました。ここのコレクションは見ごたえのある作品が多いです。来るたびに展示してあるものが少し変わりますが、今回惹かれた作品はマーク・ロスコの油彩絵画ですかね。じーっと観ているだけで心が静まります。人もほとんどおらず、長い時間作品の前に立っていられたのですが、警備員さんに「この人ずっとここにいるな」的な風に思われたように感じました(笑)
美術館の敷地内には緑あふれる庭がありますので、そちらも満喫。少し肌寒くはありましたが、都会の喧騒から離れて自然の中を歩くととても癒されます。深呼吸が気持ちいい。次はもう少し暖かい季節に散策したいですね。
ランチは美術館内にあるカフェ・ヤマアラシでいただきました。夫婦そろってサラダプレートをメインにOBENTOランチを選択。前菜もメインのサラダプレートも美味しく、ボリュームもあり満足です。ただ、最後のデザートのシャーベットは塩素の香りを強く感じ、申し訳ないと思いながらも残してしまいました。
ハルニレテラスとトンボの湯
少しアウトレットでぶらぶらして、ワインとチーズを調達。夫がよく行くエノテカさんで、１本だけ買う予定だったのですが、５本も買ってしまいました。旅行に行くと、毎回お財布の紐がゆるゆるです。
ホテルから歩いてすぐの場所にあるトンボの湯とハルニレテラスへ移動。夫はトンボの湯、私はハルニレテラスへ。
「夫が丸山珈琲美味しいよ」と言っていたので、カプチーノを一杯テイクアウトして、川沿いのベンチで読書をしながら一人のんびり過ごしました。川のせせらぎ、癒されます。水の流れる音には人の心をリラックスさせる効果があるということを、身をもって実感します。そして丸山珈琲のカプチーノが美味しい。コーヒーに詳しくない私でも素直に美味しいと感じました。雑味がなく舌触りも良い。人気の理由がわかりました。
セルクルのデリバリー
ユカワタンの予約も取れず、夕飯どうしようねと悩んでいたのですが、ホテルのスタッフさんから「デリバリーが可能ですよ」というありがたい情報をゲット。早速ネットでチェックすると、ハルニレテラスにある飲食店が、軽井沢町内限定でデリバリーを行っているとのこと。
ハルニレテラス散策時に気になったセルクル軽井沢も対象店舗ということで、急いで注文。注文数に限りがあると聞きひやひやしましたが、無事に注文できました。
デリバリーだからそんなに期待はできないかなーと思ったのですが、届いてびっくり。
すさまじく立派なお食事が届きました。（写真中央部の食べかけのチーズとドライフルーツはエノテカで購入した商品です。食べかけ写して申し訳ないです）
２名分で税込8,900円。
内容は、前菜9種盛り合わせ・テリーヌ2種(田舎風テリーヌ、野菜のテリーヌ）・スープ・パン・メイン（ローストビーフ・鶏もも肉のコンフィ)・デザート。
私が撮った残念な写真では美味しさも何も全く伝わらないと思いますが、これ、実際に見ると感動ものです。見た目だけではなく、素材の良さがわかる料理でした。野菜は新鮮で甘味があり、果物やスイーツのタルトにも妥協が見られない。旬のブドウの甘さときたらもう。そして何よりメインのクオリティ！どうせコンフィは身が硬くて食べづらいんだろうなぁと思ったのですが、ナイフとフォークを軽く入れただけで良い感じに身がほぐれて食べやすかったです。ローストビーフもそうですが、お肉の柔らかさと旨味に驚きました。もしゃもしゃ食べて完食。ご馳走様でした。
お店で食べるのが一番美味しいのだと思いますが、部屋でのんびりと、誰の目も気にせずにこのクオリティの料理をいただけるのはとても贅沢です。出前館で頼むマックと一緒にしてごめんなさい。また機会があったら是非注文したいデリバリーです。お店でも食べてみたいな。
なんとも充実した一日になりました。少し長くなってしまったので、二日目の記録はその２に記すことにします。
それでは良い一日をお過ごしくださいませ。
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