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syako
食事に重きを置いている食いしん坊会社員。
好きなことは「アート」「旅行」「ゲーム」。
何気ない日常を綴っています。

直島旅館 ろ霞 泊まってみた感想

久々の遠出。

行き先は香川県の直島で、四泊五日。

目次

2022年4月にオープンした旅館

最初の三日はベネッセのホテルに宿泊し、最終日にろ霞に宿泊。

直島旅館ろ霞は、2022年4月にオープンした新しい旅館です。

新しい旅館だと、運営方法など色々模索する時期だと思うので、予約するか悩みました。

事前に情報を集めるにしても、公式サイトもまだ制作途中といった感じで、口コミも少なくなかなか難しい。

ですが、この機会を逃すともう泊まる機会もないかもしれないと思い、思い切って予約!

客室すべてがスイートルーム

建てたばかりとあって、建物はとても綺麗です。

上の写真はラウンジ。

夜はバーになるそうです。

いたるところ檜や杉などの自然素材をふんだんに使用しています。

外構工事はこれからということで、まだまだ寂しい感じがしましたが、綺麗に手入れはされているかと。

外構についてはこれからに期待。

客室はスイートルーム8室、プレミアムスイート2室、ろ霞スイート1室の計11部屋。

プレミアムスイートに泊まりました

今回私が宿泊したのはプレミアムスイート

大人二名が土曜日に一泊して、116,600円

財布的には大打撃^^;

お部屋がこちら。

ステップフロアになっていて、奥行の感じられる部屋になっています。

部屋ごとに違う絵が飾ってあり、作品販売も行っているそうです。

どの部屋にも露天風呂が設けてあります。

温泉ではありませんが、岡山の湯郷温泉の濃縮還元した温泉水が瓶に入っており、それを入れると温泉気分が味わえるとのこと。

クラフト温泉というらしいです。

リビングの真ん前に洗面台があるというなかなか珍しいレイアウト。

アメニティはほとんど使用しておりませんが、グレードの高いものではなかったように思います。

ドライヤーが無い!?と焦ったのですが、洗面台下サイドの引き出しに入っておりました。

料理を食べてみて

朝夕食付で、夕飯は会席コースを選択。

会席コースの他に、鮨会席のコースもあります。

夕食の飲み物代は別途。

正直な感想を言うと、少し薄味でした。

夫も私も普段から薄味のものを好んで食べていますが、その私たちでも薄いかなと感じる程度に。

隣で食事をされていた男性も「薄味だね」と言っていたので、私たちだけが抱いた感想ではないのかな。

だからと言ってまずいわけではありません。

素材の鮮度も良く、調理法も良いと思うのですが、何かが足りないといった感じです。

夫はワインのペアリングを注文しましたが、まだ試行錯誤中なのか、料理とのバランスやペースが少し悪いかなといった印象の様子。

辛口コメントになりますが、メイン料理のインパクトも、少し弱いかなと。

私としては、山椒が効いた炊き立ての穴子ごはんが一番好みでした。

経験を積めばもっと美味しくなるかなと思える料理だったので、こちらも今後に期待です。

スタッフさんの対応

オープンして間もないので、接客にもまだぎこちなさが残ります。

外国籍のスタッフさんが多かったですが、日本語を上手に話されていて、コミュニケーションに困ることはありません。

30年以上日本に住んでいる私の母(外国籍)よりよっぽど上手です^^

ぎこちなさはありましたが、とても誠意は伝わったので、不満は感じませんでした。

むしろ、難しい日本語で細かなおもてなしを頑張っている様子を見て、純粋に応援したくなる気持ちになりました。

こういった宿にくる日本人を接客するのは、とても大変だと思います^^;

スタッフさんは皆さん親切でとても好感が持てました

気になったこと その1 音問題

一番の心配だったのは音問題。

木造なので、隣や外からの音や声がうるさく聞こえてしまうのではと心配していました。

そしてその心配は現実に・・・。

部屋に入って少しすると、隣の部屋の人の話し声やくしゃみが聞こえてきました

話し声も、内容まではハッキリ聞こえませんが、なにかを話しているなということはわかります。

自分の声や物音が相手に聞こえないか心配になり、少し気を使って過ごしました。

夜眠れるか心配でしたが、幸い、両隣の部屋の宿泊客は夜にワイワイ騒ぐタイプではなかったようで、朝まで起きることなく眠れました。

でも、隣が遅くまで起きているタイプの宿泊客だった場合は、人によっては眠れないかもしれません。

音には気をつけて設計されたそうですが、建設業に携わっている私からすると、設計・施工が甘いかなと感じます。

料理や接客は改善のしようがありますが、建物の音問題はすぐにどうにかすることが難しいと思います。

気になったこと その2 虫の侵入と気密の悪さについて

部屋の建具は全て造作の木製でした。

無垢の木材を使用していることはとても素敵なのですが、気密性能が高くない仕様だったと思います。

というのは、部屋とテラス間の建具が木製で、建具下部分に数ミリの隙間があるから。

冬は冷気が入ってきそうだなと見ていて思いました。

そして何より、虫が入ってくる可能性が高い!

虫嫌いの私としては、こちらがとても気になりました。

私が宿泊した時期は気候的に恵まれており、虫も本格的に活動していないときだったので、そこまで気になりませんでしたが、これからの時期は少し不安かもしれません。

結露によるカビの心配もあるので、室内・室外間は鋼製サッシにしたほうがよかったかなと思います。

気になったこと その3 入浴時の不安

浴室の隣にテラスがあります。

テラス横に壁が少しあるだけで、庭には柵などの目隠しがありません。

テラスから少し頭を出して横を向けば、隣の部屋がすぐに見えてしまう状態です。

浴室とテラスの間にはブラインドもないので、誰かに見られないかが心配で、入浴時は落ち着きませんでした

今後の工事で柵を付けるのかもしれませんので、今後泊まる予定のある方は確認された方が良いかもしれません。

泊まってみた感想 まとめ

総合満足度としては100点満点中、60点です。

現段階では、コストパフォーマンスはあまりよくないかなと感じます

正直な感想をいうと、この値段設定であれば、ベネッセハウスに宿泊した方が満足度は高いかな。

個人的には、若手アーティストの作品を鑑賞できる点はとても良いと思いました。

夫は部屋の露天風呂が気に入ったようで、チェックアウトギリギリまでお風呂に浸かりながら、外の風景やお風呂の写真をたくさん撮って楽しそうにしていました。

色々書きましたが、隣の音が聞こえること、目隠しが不十分なことを除けば、とても良い部屋だったと思います。

まだまだオープンしたての宿なので、これからの成長に期待ですね。

それでは良い一日をお過ごしくださいませ。

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この記事を書いた人

日本人の父とハーフの母を持つ、食いしん坊会社員。

ファッションより食事に重きを置いています。好きなことは「食べること」「好きな音楽を聴く」「アート」「旅行」「読書」です。

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