少しずつ状況が悪化していく
去年、縁の下の力持ちだった先輩が退職しました。
休みの取りにくい職業ですし、家も遠く、自分や家族との時間を取れない状態だったので納得。
融通の利かない下請仕事ばかり担当していつも忙しそうでしたが、見えないところで会社を支えてくれている人でした。
部署関係なく、困っている人がいたら、それが誰であろうと助けてくれる人でした。
私も同じ職場で働く夫も慕っていた先輩、でも何故か社長からはやけに評価が低い。
確かに至らない部分もあったかもしれないけれど、それは先輩だけじゃないはず。
私の勤め先の社長は「学歴が高い人・肩書のある人」「自分の言うことを従順にきく人」以外には不当に評価が低い部分があります。
あと、自分より人望のある人にも変に冷たいように見えます。
不器用にあたふたしてしまう人に対してはマウントを取れて気持ちが良いのか、やたら楽しそうに接しています。
見ている方は飽きれてしまいますが・・・。
幼い頃から父親にマイナスの言葉ばかり言われ続けたせいなのかなんなのか。
まあ、必要以上には関わりたくないと思えるタイプの人です。
崩れていく様が見えない経営者
そして今年、経験豊富な頼れる先輩と夫が退社。
先輩は病気と高齢になったことが理由。
夫は今の職種が自分に合っていないことが主な理由。
12ヶ月の間に前線で頑張ってきた人が三人去っていきました。
二十人に満たない小さな会社なので、会社としてはかなりの痛手です。
とりあえず人を入れれば何とかなるという考えの社長。
あまりやる気のなさそうな専門用語もわからない未経験者ばかり入社させます。
ただでさえ人材不足で忙しいのに、教育係まで兼任させようとは・・・。
今いるメンバーでどうやって仕事をしていくかが先決かと思うのですが、どうも伝わらず。
社長がどう思っているかはわかりませんが、社員の中では、誰が先に会社を出るかという雰囲気すらあります。
会社を思う社員や向上心のある社員のことは蔑ろにするけれど、よくわからないコンサルの話には耳を傾ける。
さて、これからこんなスタンスの会社はどうなっていくのやら。
少なくとも、今の状態では、優秀な人材が次々といなくなる可能性が高い。
私もどうするか真剣に考えなくてはいけないですね。
それでは良い一日をお過ごしくださいませ。
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