東京現代とは?
今年から初開催のアートフェア、東京現代/Tokyo Gendai。
会場はパシフィコ横浜 展示ホールCとD。みなとみらい駅から歩いて数分の場所にあります。
記念すべき第一回の開催期間は2023年7月7日~9日の三日間。
70以上のギャラリーが参加しています。
ヴェルニサージュ(オープニングナイト)チケットを購入してみました。価格は一人8,000円となかなかの価格。
ヴェルニサージュの様子
まずは一般公開前日に行われたヴェルニサージュの感想。
ギャラリー招待客かお高めチケットを購入して来場する人ということもあり、美術への関心が強そうな人ばかり。裕福そうな人、近所のコンビニに行くような格好の人、奇抜な格好をしている人など老若男女客層が幅広く、見ていて新鮮な空間でした。そして思いの外若い人が多くて少し驚きました。著名人や知っているアーティストも会場内で発見したり。
予想と違うわちゃわちゃ具合(笑)
私はチケットを自腹で購入した一般客ですが、VIP客もこんな感じで良いのかという混雑振り。プレス陣も大勢いて、落ち着いて作品を鑑賞できる雰囲気ではありませんでした。賑やかな活気ある雰囲気が好きな人には良いかもです。
来年はもう少し客を絞るかもしれませんね。
国内外のギャラリーの作品を一カ所でたくさん目にできる機会はそう無いので貴重です。有名なギャラリーも多いですし、見応えある作品も多かったです。
一般公開の様子
一般公開初日は昼頃に再度足を運んでみたのですが、ヴェルニサージュ時よりだいぶ空いていて鑑賞しやすかったです。個人的には程よい賑わい具合。
年に一回有楽町で開催されている東京アートフェアと違うところはイベントがあるということでしょうか。トークイベントが毎日行われていました。
それと、飲食スペースが設けられているというところも東京アートフェアとは違います。ノンアルコール・アルコール・食べ物と、必要に応じて購入が可能です。そんなに広いわけではありませんが、小休憩にはちょうど良いかと。
イベント・飲食スペースを除けば、雰囲気は東京アートフェアに近いです。
現代アートのイベントなので、古美術作品はありません。それも客層に影響しているかもしれません。
横浜駅まで15分おきに、無料で乗れるシャトルバスも出ているので、人によっては便利かもしれません。天王洲で開催している「CADAN:現代美術 2023」へのバスも出ていました。
東京現代に参加してみた感想
現代アートが好きな人にはおすすめできるイベントでした。
今年初開催のイベントということもあり、少しの不手際は見られました。それでも入場はスムーズに行えていましたし、運営側の努力も見られるイベントなので、今後もっと盛り上がれば良いなと思います。
何を目的とするかにもよりますが、個人的な感想としては、お目当ての作家の作品を買いたいという人はヴェルニサージュ、ゆっくり様々な作品を鑑賞したい人は一般公開時が良いのかと思います。
海が近く、商業施設も多い場所なので、アートに限らず色々なことを体験する良い機会にもなると思います。
タイミングが合えば次回も参加してみたいです。
それでは良い一日をお過ごしくださいませ。
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