平穏はほど遠く
今週は、毎日トラブルが続く波乱万丈な一週間でした。
金曜日の今日。
朝、「今日頑張れば休み・・・」と頭の中で反芻しながらデスクにつきました。
さすがに今日は何も事件が無いかな、なんて思ったのもつかの間。
「助けてー!!だれか―!!」という叫び声が外から聞こえて、声のする方へ駆けていくと、勤めている会社の会長が倒れていました。
よく見ると会長を支えている奥さんの手には血がべっとり。
どうやら車を降りた直後にふらつき、転倒して頭を打ってしまった様子。
「とりあえず救急車を呼びますね!」と伝え、119を押して連絡。
「火事ですか?救急ですか?」と訊かれ「救急です」と即答。
その後、住所や怪我人の状態、電話をかけた人と怪我人の関係性などを訊かれました。
気が動転して誤った住所を伝える場合があるのか、住所は時間をおいて2回訊かれました。
無事に救急車に乗車
救急車を待っている間、会長婦人には病院に行く準備をしてもらい、会長夫人に代わり私が倒れて出血している会長の頭の止血をしました。
会長は認知症の症状があり、最近は体も思うように動かない様子でした。
それが今回の事件につながってしまったようです。
すぐに救急車が到着。
救急隊員3名が怪我人の状態を見ながら、迅速に対応してくれました。
話をしながらも、テキパキと行動する姿に、心強いなと感じました。
担架に乗せられ、そのまま救急車の中へ運ばれた会長。
救急車は病院へ出発しました。
残された私のやるべきこと
残された私は、とりあえずホースとデッキブラシを持ち、一人で血の広がった駐車場の掃除。
思ったより怪我が酷くなかったことに安堵しながら、ゴシゴシと掃除。
平和な一日を望んだ直後に起きたトラブル。
特に何をしたわけでもないのに、疲労感が大きかったです。
連日のトラブルのせいか、大量の血を見たことに対する恐怖か、その後しばらく手が震えて、文字も上手く書けませんでした。
救急車を呼ぶかどうかの判断
私が救急車を呼ぶのは、人生で2回目。
1回目は義理の父が吐血した時でした。
よほどのことがない限り、救急車を呼ぶべきではないと、思ってはいますが、いざとなると判断が難しいです。
なんの知識も経験もない私には、救急車を呼ぶべきか、呼ばずに自分で病院に連れて行くのが正しいのかわかりません。
ちゃんと実践できるかはわかりませんが、こんな時のために救命講習などを受けた方が良いのかもしれません。
救急講習は前から気になってはいたので、少し調べてみようと思います。
ちなみに、会長は傷口を6針縫ったようですが、精密検査の結果、外傷以外は特に異常は見られなかったようです。
まだ経過観察が必要ではありますが、とりあえず命に支障はないようで良かったです(^^)
それでは良い一日をお過ごしくださいませ。
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