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syako
食事に重きを置いている食いしん坊会社員。
好きなことは「アート」「旅行」「ゲーム」。
何気ない日常を綴っています。

実家で兄弟が彼女と同棲事件簿

目次

弟からの同棲についての相談

父が亡くなって二年弱。

朝、「さあ仕事をするぞ」という時に弟から連絡が。

「実家で彼女と同棲したいと思っています。お姉ちゃんの意見を聞かせてください」

朝からなかなか刺激的な連絡。

母は再婚相手の家に住んでいるので、実家は弟が相続し、一人で住んでいました。

いずれは弟も結婚し、家族で住むことになるだろうとは理解していました。

が、まさか二年で「彼女と同棲しても良い?」と連絡がくるとは。

無断ではなく相談の連絡をくれたことは素直に嬉しかったです。

母に最初に伝えたところ、「お姉ちゃんにもちゃんと相談するように」と言われた様子。

本人がそれを望むのであれば

年の離れた弟は、自分の好きな仕事をしていくために、夢に向かって頑張り始めたところ。

まだまだ好きな仕事では最低限の生活費も稼げない状態なので、バイトもしていると聞いていました。

弟の人生なので、母も私も、道徳的に反していたり、誰かに迷惑をかけることがなければ、自分で選んだ道を進んでほしいと思っています。

同棲のことについても、彼女とよく話し合って、お互いが納得した上ならば良いのではと思っていました。

今は仕事を優先したいと言っていたので、同棲したいと言い出すのは少し予想外でしたが・・・。

私の意見と本音

弟が彼女と同棲すること自体には反対の意思はありません。

私がどうこう口出しすることでもないですし、本人たちが望むのであれば良いと思います。

ただ、実家に同棲ということに、気持ちが少しひっかかってしまいました。

亡くなった父や祖父母との思い出が詰まった場所だけど、彼女がいたら、今までのように気軽に行けないかもなあ、と。

まあでも、そこに住むことを選ばなかったのは自分ですし、弟にまかせようと気持ちを切り替えました。

事態は急展開!?

そしてまた始業時に弟からLINEが。

なぜいつも私の始業時なのか^^;

「客観的意見を聞かせてほしいです。なんだか搾取されているような気がします」とのこと。

弟にしては珍しい長文を読んでみると、予想外の内容が。

  • 万が一別れた場合、引っ越し費用として、弟が彼女に10万円支払うこと
  • 同棲の準備が完了するまで、弟が彼女の賃料を負担すること
  • 同棲するにあたり、リフォームをしてほしい
  • 遊ぶための費用は弟負担

他にも色々と弟の負担が多い条件を出された様子。

収入が少なく、貯金もほぼ無いと言っていい弟と、百万単位で貯金のある彼女で、明らかに金銭的負担の割合がおかしい。

家も、リフォームもなにも築数年も経っていない・・・父の暮していた痕跡を消したいのか。

「なんかやばいぞ」と思い、夜電話できる日ある?と弟に連絡。

「夜は彼女がいるので難しいです。LINEでお願いします」

もう住みついちゃってんじゃん(゜.゜)!!

昼休み、事情を知っているであろう母に電話。

「私も最初は良いと思ったんだけど、なんか彼女が無茶苦茶なことを言いだしているみたい。日曜日に家族会議をしましょ」とのこと。

とり急ぎ弟には短編小説並みに長いLINEを送信。

要約すると「考え直した方がよいのでは」という内容のメッセージ。

嫌がられる覚悟で送りましたが「時間を割いてくれてありがとう。気持ちが楽になりました。彼女ともう一度話し合います」と返事が。

・・・本当に大丈夫か?既に病んでいるではないだろうか。

気づいたら実家が乗っ取られていたなんて展開が脳裏をよぎりました。

優しくて押しに弱い弟と大切な実家が心配になり、胃がキリキリ^^;

弟と弟の彼女

そもそも、浪費家の彼女と金銭感覚やらなにやらが合わず、一度別れたと言っていました。

そんな二人がなぜ同棲をすることになったのか。

別れた後に彼女が、具合が悪くて食事もままならないやら、鬱になっただのと言ってきて、仕方なく復縁したような感じの様子。

そして彼女から同棲を持ちかけられ、生活費も抑えられるかなという甘い考えで同棲を検討。

しかし、いざ同棲について話し合ってみると、思っていたものと違う感じになりそうだということで、家族に相談した弟。

とりあえず同棲はしないことになった

週末、電話で家族会議をしようと言われていたのですが、待てども待てども連絡が来ず。

気になり私から母に連絡。

すると、弟の家には行ったが、仕事が忙しいからと言われ、少し話をして帰ってきた、とのこと。

ひとまず同棲はせず、彼女は荷物をまとめて自分の家に戻るとのこと。

私としてはとりあえず一安心。

しかし母曰く、弟はすっかり疲れた様子で、痩せてしまっている様子。

次は弟に直接連絡。

「彼女と話し合って今回のことは収まったので大丈夫だよ」とのこと。

経験が浅いとはいえ、純粋に子供という年齢でもないので「話くらいはいつでも聞くからね」と一言伝え、今回はひとまず一件落着としました。

本人が大丈夫というなら、とりあえずは見守る方向でそっとしておこうとは思いますが、彼女は一体どんな子なのだろうかと少し心配になりました。

次に同棲の相談をされた時は、もう少しきちんと話を聞こうと思います。

それでは良い一日をお過ごしくださいませ。

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この記事を書いた人

日本人の父とハーフの母を持つ、食いしん坊会社員。

ファッションより食事に重きを置いています。好きなことは「食べること」「好きな音楽を聴く」「アート」「旅行」「読書」です。

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