大好きなアリスシリーズの新作、「スペードの国のアリス ~Wonderful White World~」をやっとプレイできました。
ネタばれを含みますのでご注意ください。
相変わらずのストーリー
もともと製作していた会社さんがなくなってしまい、もう続編は出ないのかと残念に思っていたので、発売発表時はとても嬉しかったです^^
最初の作品が発売されたのは2007年。
それから多くの作品が発売され、学生だった私は暇さえあればプレイしていた記憶があります。
プレイしてみて、やはりというかなんというか、グラフィックと演出のクオリティが大幅にアップしました。
時代の流れを感じます、なんて。
一番最初に会話をしたキャラが新キャラのルイス=キャロルだったのですが、相変わらずこの作品の登場人物は変人だらけですね。(誉め言葉です)
それがこのゲームの良いところ。
非日常の世界観を楽しめます。
ルイスの声を担当している津田健次郎さんの演技がトリッキーでまた良いです。
キャラクターもストーリーも、以前の感じを引き継いでいて安心。
ゆっくり進めていたら、共通ルートだけで3時間くらいかかりました^^;
やはりこういったゲームには時間が必要ですね。
5人のベストエンドはクリアしましたが、個人のルートはそこまで時間はかかりませんでした。
一応、分類としては乙女ゲームになりますが、主人公がリアリストでさばさばしているせいか、乙女ゲームという感じがあまりしません。
ギャグ要素が強いのも一因ですかね。
アリスのツッコミが毎回冴えています。
今回の好きなルート
今回の作品は、ブラッドルートとルイスルートが特に好きですね。
ブラッドは以前から好きなキャラクターなので言わずもがなですが、不安定なルイスとアリスのやり取りが見ていて楽しかったです。
スチルでいえばルイスが一番かな。
津田さんの演技力の高さも改めて実感しました^^
津田さんでなければここまで良いと思わなかったかもしれません。
声優さん変更
声優さんの変更が何名かあったのは残念ですが、どんな演技をされるのか楽しみでもありました。
中でもナイトメアはガラリと変わりましたね。
杉田さんの特徴のある声からやわらかめな声に変化。
双子もジョーカーも声優さんは変わりましたが、どのキャラクターもすぐに馴染みました。
前任の声優さんの演技に寄せているのでしょうか。
いずれにせよプロの演技なので私としては満足です^^
少し残念な点
2部構成なので、一本のソフトでの攻略対象キャラクターが少ないのは残念です。
以前のシリーズのように、他キャラクターとの絡みストーリーもほぼ無いので、サクサク物語が進んでしまって少し物足りない感じはします。
キャラクター同士の関係性もそうですが、個々のストーリーももう少し掘り下げてもらえたらなお良しでした。
前は逆にストーリーたっぷり過ぎたので、比べるのは酷だとは思いますが^^;
商法的にもデータ容量的にも、一本の攻略キャラクターを減らすのは構わないのですが、せめて発売時期を近くしてくれたらな。
おあずけ感がもどかしい!
続編も楽しみ
ブラックも発売されるとのことですが、まだ発売時期などなどは決まっていない様子。
ボリスが大好きなので、発売が待ち遠しいです。
ヒサノさんがテーマソングを担当しているのもすごく嬉しいです。
やっぱりアリスシリーズはヒサノさんでないと!
BGMも同じで違和感なくすんなり世界に入れました。
過去の曲も含めてサウンドトラックとか出してほしい。
色々書きましたが、生まれ変わってもアリスシリーズは楽しいゲームです。
それでは良い一日をお過ごしくださいませ。
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