新年早々お金を投げる?
あけましておめでとうございます。
あっという間に新しい年になってしまいました。
さて、今回は母の家に伝わる風習について書いてみようと思います。
その風習というのが・・・
1月1日の0時になったら家の中に小銭をまく!
ということです。
母が生まれ育ったフィリピンならではの風習なのか、祖父の故郷のスペインの風習なのか、はたまた祖父が作ったイベントなのかは不明です。
母曰く「その年に家に幸運が訪れるように」と願ってお金を家の中にまくとのこと。
使用するお金は、500円玉・100円玉などの硬貨です。
もちろん、人や壁・建具などにたたきつけるようなことはせず、床に向かって気持ち優しめに下手投げでまきます。
お金をまく役は母。
そして、床に落ちた硬貨をみんなで拾います。
これがやばい!
子供たちと大人気ない大人が、血眼になって我先にと必死に拾います(^^)
ソファの下や家具に隠れた場所に落とされた硬貨も見落とさずに必死に見つけ出して拾います。
特にルールは無く、早い者勝ちのバトルとなります。(本来の目的は金取りバトルではない)
10円玉などもあるのですが、みんな10円玉には目もくれずに銀色の硬貨を求めて拾います。
・・・といった感じのイベントが実家では行われます。
楽しく参加できることが大事
年明け早々欲にまみれた風習でなんだかな・・・と思う方もいるかもしれませんが、家族全員が楽しんで参加できることに価値があると私は思います。
これを一つの楽しみに甥っ子姪たちが家にきて「今年は誰が一番取れるかな?」なんて言って盛り上がっていたりもします。
楽しそうにする子供たちを見て大人たちも楽しい気分になるので、みんながハッピーな気分になれる風習です。
今年はどんな一年になるでしょうか?
それでは良い一日、一年をお過ごしくださいませ。
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